痛風の予防について

痛風とは、プリン体を多く含む食事を過剰に摂取する事によって尿酸値が上がり、体に蓄積されてしまう病気です。痛風の原因となるプリン体は魚卵やお酒に多いと思われがちですが、他にも椎茸やレバー、魚の干物などにも多く含まれており知らず知らずのうちに摂取していることも少なくありません。また薬剤や健康食品のなかにも尿酸値を上げてしまうものがあります。このように体にとりこむ物だけが痛風の原因ではなく生活習慣やストレスやほかの病気によって尿酸値が上がってしまう事もあります。
尿酸は血中では分解されにくいのに加え、多量に体に蓄積されると尿から出る、はずの尿酸塩が排出しきれずに、更に分解しようとする働きが強くなり痛みを伴うほどになってしまいます。この痛みを痛風発作と言います。
また体内の尿酸値の濃度が高い状態が続くと、尿酸の結晶が関節や皮下にたまってしまい激痛を伴います。これを痛風結節と言います。
この症状を解消する薬がザイロリックという薬です。
ザイロリックは従来の痛風の薬とは違い、排出を促すだけではなく、体内で尿酸が合成されるのを防ぐという効果があります。
ただし人によっては腹痛、下痢、食欲不振などの副作用があります。また腎臓病を持つ人は薬を蓄積してしまいやすくな肝臓や皮膚などに障害をおこすことがあるので重度の場合は服用する事は出来ません。
痛風は薬を飲んで治ったからといって完治させることは難しく、痛みが治まったからと言って元の食生活に戻してしまうとすぐ発症してしまいます。一生付き合っていかなければいけない病気なのです。
しかし腎機能の低下や血液の病気が引き起こす痛風については、インデラルという予防することができる薬があります。
インデラルは本来血圧の増加を防ぐ効果や狭心症などの心臓病に使われる薬ですがこの薬を服用する事により血液をサラサラにすることができるので尿酸の分解もしやすくなるという効果があります。
この薬は片頭痛や高血圧にも用いられる薬なので服用する事により予防効果が得られます。
このよう痛風に対する薬は出ていますが、
人間にはもともと尿酸を分解するための酵素が体内になく老廃物として尿酸が貯まってしまいます。
近年の研究では尿酸の蓄積ががんや病気の原因ともなるという研究結果が出ています。
痛い思いをしてから治すのではなく、痛風に成らない為に健康に気を付けることが大事です。